自律神経系

頭の施術

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脳神経と頭蓋仙骨系への施術

脳神経の機能を改善させようと望むなら、一般的なやり方ではうまくいかず、通常とは異なったアプローチが必要になります。
1つ目のアプローチは頭蓋骨の縫合の柔軟性を改善させ、頭蓋骨内のさまざまな開口部を通る脳神経への力学的圧力を減らします。
2つ目のアプローチは脳、脊髄と脳脊髄液を包み頭蓋から尾骨まで伸びる結合組織の管と「大脳鎌」「小脳鎌・小脳テント」(頭蓋骨全体を保持する結合組織のシート)をまとめて「硬膜」と呼ばれます。これらの硬膜構造はさまざまなストレスに適応しバランスをとる働きをしますが、加齢やさまざまな疾病や、特定の種類の抗生物質、身体的・精神的トラウマにより適応しにくくなります。
これらの膜とその緊張を開放します。
3つ目アプローチは脳と脊髄を巡る脳脊髄液の動きを高め、組織に栄養を届け老廃物の排除し、頭蓋と脊髄の硬膜の中に含まれる脳脊髄液の流れを使って、ブロックの開放を促します。
すべてのアプローチも頭蓋骨の小さく微細な動きと気づきを組み合わせて、非常に軽いタッチの施術になります。

2

4つのオステオパシー的隔膜と脊柱・交感神経系への施術

【隔膜】

ここでの4つの隔膜とは
①頭蓋隔膜(小脳テント)
②頸胸部隔膜(シブソン隔膜)
③横隔膜
④骨盤隔膜
を指し、自律神経と密な関係を持ち交感・副交感神経の走行路や出現を伴う。
また、身体の圧力システムの強く関係しており、静脈、動脈、リンパなどの液体の流動性にも強くかかわっている。

【脊柱】

交感神経チェーンの各神経節は対応する椎骨それぞれの横突起の前方に位置する。
隔膜と脊柱にアプローチし圧力システムと交感神経の正常化を図り治癒を促す。

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内臓膜と副交感神経チェーン・それぞれの神経叢への施術

自律神経は神経叢とい呼ばれる高密度なネットワークを形成する。そして、多数の内臓への神経分布に関わる。

  • 心臓-肺神経叢:心臓、肺
  • 腹腔神経叢:横隔膜、脾臓、肝臓、小腸、副腎、腎臓、生殖器。
  • 仙骨神経叢:上行結腸、直腸、膀胱、下部尿管、生殖器。

人体は交感・副交感神経の増減により様々な刺激に反応し感情の影響(ストレス・不安)も即座に反応する。例として自律神経系は絶えず消化器系をはじめ内臓機能とも情報をやり取りしており、心理的パラメータが自律神経を介して身体に投影される。(例、逆流性食道炎など)、また、内臓の不調も筋、関節、筋膜、神経系に表れます。 ここでは内臓マニュプレーションという手技を選択します。背中の痛みや四肢の可動域制限が腹部のアプローチで変化することから、皆さん驚かれます。