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デンタルオステオパシーの概念
フランスのデンタルオステオパシーは、患者の歯や顎の健康を重視し、咬合や顎の緊張を調整することで、全体的な健康を促進します。このアプローチは、単に歯科治療にとどまらず、ホリスティック(総合的)な視点から患者を捉え、エネルギー医療や身体全体の調和を重視します。著書「Stop Grinding Your Teeth, a Holistic Approach of Bruxism」(歯ぎしりを止めよう、歯ぎしりへの総合的アプローチ)に示されているように、歯は私たちの身体の一部として重要な役割を果たしており、その健康が全体的な健康に寄与します。アンドレ・メルギーの言葉にあるように、「私たちは自分の歯で歩いている」という認識は、歯の健康が姿勢や身体全体に与える影響を強調しています。
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口腔機能と治療
デンタルオステオパシーでは、口腔の5つの主要な機能—呼吸、嚥下、咬合、発声、姿勢—を理解し、それぞれの機能がどのように相互に関わるかを探求します。新生児から高齢者に至るまで、歯の発育が顔の成長や全体的な人間の成長に与える影響を考慮し、特に咬合と姿勢の関連性を深く理解することが重要です。これにより、患者に対してより効果的な治療が可能となり、例えば、咀嚼や発声に関わる問題を解決するためのアプローチが提供されます。
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オステオパシー施術の実践
オステオパシーの原理をもとに、歯科治療を日常的な施術に取り入れる方法が模索されています。具体的には、上顎テクニックや顎関節症の治療、舌のテクニックや歯のマニピュレーションや治療圧迫技術を駆使して、患者の健康状態を改善し、身体全体のバランスを保つことが目指されます。また、舌や顎関節の機能に焦点を当てた治療は、特に赤ちゃんの授乳や発育において重要な役割を果たします。さらに、感情が歯に宿るという観点から、心理的な要因も考慮し、患者の心身の健康を包括的にサポートすることが期待されています。
お客様の声
キイロイトリさん(女性/40代/その他)
1年の疲れだけでなく,何十年も諦めていた自律神経失調や不定愁訴を取り除いていただき,すこぶる快調で新年を迎えることができ,本当に有難うございます。
オステオパシーの施術を受けた経験があるので多少なりとも良くなるイメージは出来ていましたが,正直,想像以上と申しますか,『顎』が盲点だったとは驚きを隠せません。首コリ,頭の張りや重み,違和感は勿論とれていますが,特に,口が大きく開かなかったこと(指2本ギリギリ入らない)と眼精疲労が改善されました。上顎と下顎,舌の位置が正位置に整ったように思います。何気ないときにいつも食いしばっていたことも今回自覚しましたし,口が大きく開くと食べやすく,久々に食事が楽しいと思えました。眼も,とにかく,視界がクリアーなり,少し前からコンタクトの度数が合わなくなってきたと思ってたのも勘違いだと思えるほどに。。。
今の年齢だと『更年期』前の症状として扱われてしまいますが,30代前半から抱えていた症状がこんなに劇的に良くなるなんて,もっと早く施術を受けたかったです。次回,耳鳴りと聴力についてもご相談させてください。
Tono Osteopathyからの返信コメント
キイロイトリ様
この度は高評価の口コミいただきありがとうございます。良いお正月が過ごせたとのことで、よかったです!口コミにもありますが私は「顎」に注目していて、実は原因が「顎」にあってさまざまな症状が出ている方がいます。特に今回の顎と眼精疲労のテクニックは最新のオステオパシーで日本でもやっている整体院はほとんどなく、本八幡では当院だけだと思います。私が施術の柱にしているオステオパシーはとても素晴らしくて、人の健康をサポートするにはとても有用です。そして、まだまだ進化しています。私も少しでも皆様に貢献出来る院になるよう研鑽し、進化ていきますので、引き続きサポートさせていただけたら幸いです。沢山の院がある中、当院にお越しいただきありがとうございました。
Tono Osteopathy 塔野