目の奥が重い、あなたへ
眼鏡・画面・首という3つの角度から
夕方になると目が開けていられない。目の奥が重い。目薬をさしても一時的にしか変わらない。
眼科で検査を受けて異常がないと言われた。そのうえでまだつらい、という方のご相談です。
※ 見えにくさ、かすみ、視野の欠け、ものが二重に見える、急な視力の低下、目の痛みや充血が強い。こうした場合は、整体ではなく、まず眼科を受診してください。緑内障や網膜の病気は、早い時期に見つけることが大切です。この年代では定期的な眼科検診もおすすめします。
まず、眼鏡の度数を確かめてください
施術より先に効くことがある、いちばん大きな要素です。
老眼が進む時期は、見えにくさを筋肉の緊張で補おうとします。度数が合っていない眼鏡を使い続けると、目のまわりの筋肉が常に働き続けることになります。
- 最後に度数を合わせたのはいつか
- 遠近両用の場合、画面を見るときに顎が上がっていないか
- パソコン用の中間距離の眼鏡を持っているか
- コンタクトの度数が強すぎないか
「眼鏡を作り直したら、肩こりまで楽になった」という方は実際にいらっしゃいます。
画面との距離と高さ
画面が目線より下にありすぎると、顎を引いて見下ろす姿勢になります。逆に高すぎると、目を見開いた状態が続いて乾きやすくなります。
- 画面の上端が、目線と同じかやや下
- 画面までの距離は40センチ以上
- 明るさを部屋に合わせる(暗い部屋で明るい画面は負担が大きい)
- 1時間に一度、遠くを見る
ノートパソコンは、そのまま使うと必ず見下ろす姿勢になります。台を使って高さを上げ、キーボードを別にするのが基本です。
首から来ているということ
後頭部の付け根
頭と首の境目には、頭の位置を細かく調整する小さな筋が集まっています。ここが硬くなると、後頭部から目の奥にかけての重さとして感じられることがあります。
「目が疲れた」とおっしゃる方の後頭部を確認すると、ほとんどの方が硬くなっています。
こめかみとあご
くいしばりがあると、こめかみの筋が働き続けます。この場所は目のすぐ外側なので、目の疲れとして感じられることがあります。
※ ここでご紹介しているのは、当院での観察にもとづく考え方です。原因と結果を証明するものではありません。
当院で確認していること
- 後頭部の付け根の緊張
- 首を動かしたときの範囲と左右差
- こめかみとあごの筋の硬さ
- 横から見たときの頭の位置
- 肩甲骨と肋骨の動き、呼吸の深さ
目そのものに触れることはありません。首から頭、あごまわりを確認していきます。
ご自宅でできること
- 1時間に一度、20秒だけ遠くを見る
- 目を閉じて、手のひらで軽く覆って30秒
- 後頭部の付け根を、指の腹で軽く支えるように当てて深呼吸
- 画面の高さを上げる
- 眼鏡の度数を確認する
目を強く押す、まぶたをこする。これらは避けてください。眼球を圧迫する動作は危険です。
よくあるご質問
眼科で異常なしと言われました。
受診された際の説明をお聞かせください。そのうえで、首・あご・姿勢といった身体の側から確認できることを見ていきます。
目のまわりをマッサージしてもらえますか?
目そのものや眼球のまわりを押すことはしません。危険だからです。首から後頭部、こめかみまでを確認します。
ドライアイと言われています。
点眼や治療は眼科の領域です。当院から申し上げることはありません。首や姿勢の面でご相談いただけます。
施術時間と料金を教えてください。
オステオパシー整体は60分 8,800円、30分 5,500円です(2026年9月1日改定)。初回は問診とご説明にお時間をいただくため、60分のコースをおすすめしています。
強く揉まれるのは苦手です。
やさしい力で働きかける方法です。勢いよくひねって鳴らすような手技は使いません。強く揉むこともしません。つらいときは遠慮なくお伝えください。
完全個室ですか?
完全個室・完全予約制です。施術台は1台のみで、ほかの方と顔を合わせることはありません。院長が最初から最後まで担当します。
どのくらいのペースで通えばよいですか?
痛みが強い方、つらさが長く続いている方には、まず5回ほど続けてお越しいただくことをおすすめしています。施術のあと1週間ほどは身体が整い続けるため、最初は週に1回が目安です。その後は2週に1回で様子を見て、落ち着いてきたら月に1回のメンテナンスへ移していきます。お仕事の都合で間隔が空く方には、その範囲でできることをご提案します。回数や期間をお約束するものではありません。詳しくは通院ペースの決め方をご覧ください。
施術のときに、関節が鳴ることはありますか?
勢いよくひねって鳴らすような手技は使いませんが、動かしているときに関節が小さく音を立てることはあります。身構えるような衝撃や大きな音ではありません。音が苦手な方は、先にお聞かせください。
※ オステオパシーは医療行為ではなく、病気の診断・治療を目的とするものではありません。症状の改善や消失をお約束するものではなく、施術による変化の感じ方には個人差があります。通院中の方は主治医の指示を優先してください。お薬については処方された医師にご相談ください。見えにくさ、かすみ、視野の欠け、ものが二重に見える、急な視力低下、強い眼の痛みがある場合は、ただちに眼科を受診してください。