Stage 4 Périnée
骨盤底筋・ペリネケア
「ペリネ」とは、骨盤底筋のこと。
体幹のいちばん下にある、女性の身体で大切な役割を担うインナーマッスルです。
What is Périnée
ペリネとは、
骨盤の底にある筋肉です
骨盤底筋は、体幹のいちばん下でハンモックのように内臓を支えている筋肉です。姿勢を保つこと、内臓の位置を保つこと、排泄をコントロールすることに関わっています。
普段の生活では意識しにくい場所ですが、妊娠・出産や加齢によって働きが落ちると、尿もれや骨盤臓器脱の背景になることがあります。
Why it weakens
ペリネが弱くなる理由
- 妊娠中、大きくなる子宮の重みでゆるむため
- 妊娠中から産後にかけて、姿勢のくずれで使えなくなるため
- 出産の分娩によるダメージで、使えなくなるため
- そもそも妊娠中から産後をケアすることなく、数十年が経っているため
ご自分でトレーニングしようとしても、「どこに力を入れてよいか分からない」という声をよくうかがいます。それは自然なことです。普段意識しない場所ですから、どこを意識して、どう動かすのかを、順を追って練習していく必要があります。
Three steps
ペリネケアの3つの段階
いきなり「締める」ところから始めません。順序があります。
呼吸
横隔膜・腹横筋・多裂筋・ペリネ(骨盤底筋)は、呼吸によってすべてが連動して動きます。単体では動きません。これらは「天然のコルセット」と呼ばれ、腰まわりを支えて姿勢を保つのに重要な働きをします。産後のママや強いストレスを抱えている方は特に呼吸が浅いので、長く呼吸ができるように練習することから始めます。
ゆるめる
同じ姿勢で長い時間を過ごすと、筋肉は硬くなります。また日々の家事や育児で疲れがたまると、筋肉は緊張したままになります。ストレッチでこの硬さと緊張を解消し、動きやすい身体にしていきます。
動かす
ここから実際に動かしていきます。ご自身のペリネの位置を確認し、きちんと力が入っているか、力を入れる場所を間違えていないかを一緒に確認します。感覚がつかめたら、トレーニングの開始です。動かし方のコツと意識するところが分かると、ご自分でも驚くように動くようになり、筋力もついてきます。
Benefits
ペリネを整えることで期待できること
01
代謝が上がり、動きやすい身体に
呼吸に連動するインナーマッスルが働くようになることで、姿勢を保ちやすくなります。
02
マイナートラブルの予防
尿もれや骨盤臓器脱の予防につながると言われています。
03
内臓の動きを助ける
骨盤底が働くことで、その上にある内臓の位置と動きを支えます。
04
骨盤が安定し、腰への負担が減る
骨盤が安定することで、腰などの痛みが軽くなることがあります。
上記は一般に言われていることであり、効果を保証するものではありません。変化の感じ方には個人差があります。
産後の方だけのものではありません
オステオパシーと骨盤底筋のリハビリテーションは、すべての世代の女性に受けていただきたいものだと考えています。産後かどうかにかかわらず、気になることがあればお気軽にお問い合わせください。
ペリネケアの図解は mamaluxe の教材を使用しています。
Case reports
実際の評価と施術の記録
どのように身体を評価し、何を手がかりにしているのかを、臨床報告として公開しています。
FAQ
ペリネケアについてのご質問
ペリネとは何ですか?
「ペリネ」とは骨盤底筋のことです。体幹のいちばん下でハンモックのように内臓を支えている筋肉で、姿勢を保つこと、内臓の位置を保つこと、排泄をコントロールすることに関わっています。
産後すぐでなくても受けられますか?
はい。オステオパシーと骨盤底筋のリハビリテーションは、すべての世代の女性に受けていただきたいものだと考えています。産後かどうかにかかわらず、気になることがあればお気軽にお問い合わせください。
自分で鍛えるのではだめですか?
ご自分で取り組むことはとても大切です。ただ「どこに力を入れてよいか分からない」という声をよくうかがいます。当院では、呼吸を整える、緊張をゆるめる、そのうえで動かす、という3つの段階に分けて、ご自身の骨盤底筋の位置と動かし方を一緒に確認していきます。
尿もれがありますが、相談してよいですか?
ご相談いただけます。骨盤底筋の働きが落ちると、尿もれや骨盤臓器脱の背景になることがあると言われています。ただし症状によっては婦人科・泌尿器科での診察が必要な場合がありますので、必要に応じて医療機関へのご相談をご案内します。
Women's care