同じ生活なのに、体型が変わってきた方へ
整体にできること、できないこと
食べる量は変えていないのに、お腹まわりが変わってきた。下腹が出てきて、以前の服が入らない。
この時期によくうかがうお話です。はじめに、整体にできることとできないことをはっきりさせておきます。
※ 短期間に体重が大きく減った/増えた、強いむくみがある、のどの渇きが強い。こうした場合は、甲状腺や糖尿病などの可能性があります。まず内科を受診してください。血液検査で分かります。
はじめに ― 整体では痩せません
手技で体重を落とすことはできません。脂肪に直接働きかける方法を当院は持っていません。
「骨盤矯正で痩せる」「小顔になる」とうたうものがありますが、そう言い切れる根拠はありません。当院はそのようには申し上げません。
体重や食事のことは、医療機関や管理栄養士の領域です。
それでも、見た目が変わることはあります
姿勢が変われば、お腹の出方は変わります
骨盤が後ろに倒れると、背中が丸くなり、お腹は前に押し出されます。同じ体重でも、立ち方ひとつで見た目は変わります。
「下腹が出てきた」とおっしゃる方の骨盤を確認すると、座る姿勢の癖で後ろに倒れたまま固まっていることがよくあります。
骨盤の底が支えられているか
骨盤の底にある筋肉は、内臓を下から支えています。ここの働きが落ちると、下腹の出っぱりとして現れることがあります。出産の経験がある方は、何十年か経ってから気づかれることがあります。
呼吸でお腹は変わります
浅い呼吸が続くと、肋骨が開いたまま固まり、ウエストのくびれが出にくくなります。深く吐けるようになると見た目が変わる方がいらっしゃいます。
※ 変化の感じ方には個人差があります。見た目の変化をお約束するものではありません。
当院で確認していること
- 立っているときの骨盤の傾き
- 座ったときに骨盤が後ろへ倒れていないか
- 肋骨の開き方と呼吸の深さ
- 骨盤の底が働いているかどうか
- 腹部まわりの緊張
体重の数字ではなく、支え方のほうを見ます。
ご自宅でできること
- 椅子に座るとき、お尻の下の骨で座り直す
- 息を細く長く吐く。吐ききったところでお腹が自然に引き上がる感覚を探す
- 同じ姿勢を30分以上続けない
- 体重計の数字より、鏡の横からの姿を見る
数字ではなく、支え方で見ています
同じ体重でも、見え方は変わります
骨盤が後ろに倒れた姿勢では、お腹が前に押し出され、背中が丸くなります。体重計の数字は同じでも、鏡に映る姿は変わります。
逆に言えば、支え方が変われば見え方は変わります。ここは身体の側から手を打てる部分です。
座っている時間を見直す
1日のうち、座っている時間はどのくらいでしょうか。ソファにもたれて過ごす時間が長い方は、骨盤が後ろに倒れた姿勢で固まりやすくなります。
椅子を変えるより、座り直す回数を増やすほうが効きます。お尻の下の骨で座り直す。それだけです。
筋肉は、何歳からでも応えます
この年代で落ちやすいのは、お尻と太ももの裏、そして骨盤の底です。いずれも見た目に直結する場所ですが、使えば応えます。
何をどれだけやるかは、状態を見たうえでお伝えします。やみくもに腹筋をしても、下腹の出っぱりは変わらないことが多いです。
よくある誤解
「腹筋をすれば下腹が引っ込む」
上体を起こす腹筋は、お腹の表面の筋肉を使います。下腹を支えているのは、もっと深い層と骨盤の底です。働く場所が違います。
「食べていないのに太る」
この年代では、筋肉量が落ちて消費が減ることが関わります。ただ、甲状腺の働きの低下でも同じことが起きます。急な変化があるなら一度内科でご相談ください。
「締めつける下着で整う」
外から押さえている間は形が変わりますが、外せば戻ります。それ自体は悪いことではありませんが、支える力そのものは変わりません。
よくあるご質問
骨盤矯正で痩せますか?
痩せません。手技で脂肪を減らすことはできません。姿勢や支え方が変わることで見た目が変わる方はいらっしゃいますが、体重そのものは変わりません。
食事の指導もしてもらえますか?
栄養について当院から申し上げることはありません。治療を受けている方は主治医や管理栄養士にご相談ください。
エステのような施術ですか?
違います。当院は身体の動きと緊張を整えることを目的としています。美容を目的とした施術は行っていません。
施術時間と料金を教えてください。
オステオパシー整体は60分 8,800円、30分 5,500円です(2026年9月1日改定)。初回は問診とご説明にお時間をいただくため、60分のコースをおすすめしています。
強く揉まれるのは苦手です。
やさしい力で働きかける方法です。勢いよくひねって鳴らすような手技は使いません。強く揉むこともしません。つらいときは遠慮なくお伝えください。
完全個室ですか?
完全個室・完全予約制です。施術台は1台のみで、ほかの方と顔を合わせることはありません。院長が最初から最後まで担当します。
どのくらいのペースで通えばよいですか?
痛みが強い方、つらさが長く続いている方には、まず5回ほど続けてお越しいただくことをおすすめしています。施術のあと1週間ほどは身体が整い続けるため、最初は週に1回が目安です。その後は2週に1回で様子を見て、落ち着いてきたら月に1回のメンテナンスへ移していきます。お仕事の都合で間隔が空く方には、その範囲でできることをご提案します。回数や期間をお約束するものではありません。詳しくは通院ペースの決め方をご覧ください。
施術のときに、関節が鳴ることはありますか?
勢いよくひねって鳴らすような手技は使いませんが、動かしているときに関節が小さく音を立てることはあります。身構えるような衝撃や大きな音ではありません。音が苦手な方は、先にお聞かせください。
産後の骨盤矯正とは違うのですか?
産後のケアは、出産による骨盤と内臓の変化に合わせたものです。閉経前後の変化はまた別で、長年の姿勢の癖と筋肉の使い方のほうを見ていきます。
※ オステオパシーは医療行為ではなく、病気の診断・治療を目的とするものではありません。症状の改善や消失をお約束するものではなく、施術による変化の感じ方には個人差があります。通院中の方は主治医の指示を優先してください。お薬については処方された医師にご相談ください。体重の増減が大きい、強いむくみ、のどの渇きを伴う場合は、甲状腺や糖尿病などの可能性があります。まず内科を受診してください。整体で体重を落とすものではありません。