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身体の痛み かかとの痛み 足 公開日

朝の一歩目に、かかとが痛む方へ

かかとだけを診ない理由

立った姿勢で、肩と背中の状態を後ろから確認しているところ
まず立ち方と動く範囲から確認します。

朝起きて床に足をついた瞬間、かかとに刺すような痛みが走る。少し歩いていると和らぐ。夕方になるとまたつらくなる。

この訴え方は特徴的で、足の裏の腱膜に負担がかかっているときによく見られます。

※ かかとが腫れている/熱を持っている/転んだあとから痛む/体重をかけられない。こうした場合は、まず整形外科を受診してください。疲労骨折のことがあります。また、両方のかかとが同時に痛む、ほかの関節も痛むという場合は、内科・リウマチ科にご相談ください。

なぜ朝の一歩目なのか

眠っているあいだ、足首は自然に下を向きます。この姿勢では、足の裏の腱膜とふくらはぎが縮んだ状態で何時間も過ごすことになります。

そこへ朝いちばんに全体重をかけると、縮んでいたものが急に引き伸ばされます。これが一歩目の痛みです。

歩いているうちに和らぐのは、組織が伸びて慣れてくるためです。ただ、夕方には疲労が重なって再びつらくなる方が多いところです。

かかとだけを診ない理由

ふくらはぎが縮んでいます

足の裏の腱膜は、かかとの骨を介してふくらはぎとつながっています。ふくらはぎが硬いと、かかとの付着部が常に引っぱられる状態になります。

足首の曲がる範囲を左右で比べると、痛む側だけ狭いことがよくあります。

足のアーチと、体重のかけ方

土踏まずが落ちている、あるいは逆に高すぎる。どちらでも腱膜への負担は増えます。さらに、歩くときに外側や内側に偏って体重が乗っていれば、負担は一か所に集まります。

股関節とお尻

お尻の力が落ちていると、着地のたびに足元で踏ん張ることになります。足の裏だけ診ても戻るのは、ここが残っているためです。

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当院で確認していること

  • 足首の曲がる範囲を、左右で比べる
  • ふくらはぎの硬さと、押して響く場所
  • 土踏まずの高さと、立ったときの崩れ方
  • 歩いたときの体重の乗り方
  • お尻と股関節の働き
  • 靴のかかとの減り方

ふだん履いている靴でお越しいただけると、減り方そのものが手がかりになります。

骨粗しょう症のご指摘を受けている方、骨折の経験がある方は、問診の際に必ずお聞かせください。手技の選び方を変えます。

よくある誤解

「青竹踏みやゴルフボールでほぐせばよい」

炎症が強い時期に強く押すと、かえって長引くことがあります。痛む場所を直接刺激するより、ふくらはぎと足首のほうから手をつけるほうが無難です。

「インソールを入れれば治る」

負担を減らす助けにはなりますが、身体の使い方が残っていれば同じことが起きます。医療機関で処方されたものがある場合は、その指示に従ってください。

「痛いけど歩いて治す」

歩くこと自体は大切ですが、痛みをこらえて歩き込むと悪化します。量より、負担のかかり方を変えるほうが先です。

ご自宅でできること

  1. 起きる前に、布団の中で足首をゆっくり上下に20回
  2. 床に足をつく前に、足の指をグーパー10回
  3. 壁に手をついて、かかとを床につけたままふくらはぎを30秒伸ばす(膝を伸ばしたまま)
  4. 入浴中にふくらはぎを軽くさする
  5. スリッパではなく、かかとのある履き物を室内でも使う

一歩目の前にひと手間かけるだけで、朝のつらさが違ってくる方がいらっしゃいます。

よくあるご質問

何か月も続いています。治りますか?

お約束はできません。ただ、長引いている方ほど、かかと以外の場所に原因が残っていることが多いです。ふくらはぎ、足首、股関節まで含めて確認します。

整形外科で注射をすすめられています。

治療について当院から申し上げることはありません。主治医とご相談ください。治療と並行して身体の使い方を整えたいというご相談は承っています。

靴は何を履けばよいですか?

ふだん履いているものを見せてください。かかとが減りすぎていないか、クッションが潰れていないかを一緒に確認します。特定の商品をおすすめすることはしていません。

施術時間と料金を教えてください。

オステオパシー整体は60分 8,800円、30分 5,500円です(2026年9月1日改定)。初回は問診とご説明にお時間をいただくため、60分のコースをおすすめしています。

強く揉まれるのは苦手です。

やさしい力で働きかける方法です。勢いよくひねって鳴らすような手技は使いません。強く揉むこともしません。つらいときは遠慮なくお伝えください。

完全個室ですか?

完全個室・完全予約制です。施術台は1台のみで、ほかの方と顔を合わせることはありません。院長が最初から最後まで担当します。

どのくらいのペースで通えばよいですか?

痛みが強い方、つらさが長く続いている方には、まず5回ほど続けてお越しいただくことをおすすめしています。施術のあと1週間ほどは身体が整い続けるため、最初は週に1回が目安です。その後は2週に1回で様子を見て、落ち着いてきたら月に1回のメンテナンスへ移していきます。お仕事の都合で間隔が空く方には、その範囲でできることをご提案します。回数や期間をお約束するものではありません。詳しくは通院ペースの決め方をご覧ください。

施術のときに、関節が鳴ることはありますか?

勢いよくひねって鳴らすような手技は使いませんが、動かしているときに関節が小さく音を立てることはあります。身構えるような衝撃や大きな音ではありません。音が苦手な方は、先にお聞かせください。

※ オステオパシーは医療行為ではなく、病気の診断・治療を目的とするものではありません。症状の改善や消失をお約束するものではなく、施術による変化の感じ方には個人差があります。通院中の方は主治医の指示を優先してください。お薬については処方された医師にご相談ください。かかとの腫れ・熱感、転倒後の痛み、体重をかけられない場合は疲労骨折などの可能性があります。まず整形外科を受診してください。

Tono Osteopathy 院長 塔野亮二

Written & Supervised by

塔野 亮二

Tono Osteopathy 院長/理学療法士・ディプロマ オステオパス。2007年に理学療法士免許を取得し、リハビリテーション病院・訪問リハビリでの臨床を経て、2014年に市川市本八幡で訪問看護ステーションを設立。2017年よりスティル・アカデミィでフランス人講師から直接指導を受け、2024年3月にフランス・リオンの A.T.Still Academy にてディプロマを取得。2022年2月に Tono Osteopathy を開院。

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「これは相談していいことなのか分からない」という内容でも構いません。
お身体の状態をうかがったうえで、当院でお力になれるかどうかを正直にお伝えします。

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