膝に水がたまる、と言われた方へ
施術しない時期があります
膝が腫れて、曲げにくい。整形外科で水を抜いてもらったけれど、またたまってきた。
この状態については、当院の立ち位置をはっきりお伝えしておきます。
※ 膝が腫れている、熱を持っている、急に強く痛む、発熱を伴う。この状態のときは、整体ではなく整形外科を受診してください。感染や炎症のことがあります。当院でこの状態と判断した場合は、施術を行わず受診をご案内します。
腫れている時期は、施術しません
膝に水がたまるのは、関節の中で炎症が起きているサインです。この時期に膝を動かしたり押したりすると、炎症を長引かせることがあります。
当院はこの状態の膝には施術を行いません。まず整形外科で原因を確かめていただきます。
「水を抜くとクセになる」という話を聞かれたことがあるかもしれませんが、これについて当院から申し上げることはありません。主治医とご相談ください。
落ち着いてから、見ていけること
なぜ、またたまるのか
水を抜いても、たまる原因が残っていれば同じことが起きます。膝への負担のかかり方が変わっていなければ、炎症も続きます。
負担のかかり方を変えること。ここが当院でお手伝いできる部分です。
足首と股関節
階段を降りるとき、本来はまず足首が深く曲がります。足首の動きが足りないと、その分を膝が引き受けます。股関節とお尻が働いていなければ、立ち上がりも膝だけで持ち上げることになります。
膝そのものに触れる時間より、足首と股関節を確認する時間のほうが長いことがあります。
体重のかけ方
立っているとき、左右のどちらに体重が乗っているか。歩くときに内側と外側のどちらで着地しているか。長年の偏りが、片方の膝に負担を集めます。
当院で確認していること
- 腫れや熱感の有無(施術してよい状態かの判断)
- 膝の曲がる・伸びる範囲、左右差
- 足首の曲がる範囲
- 股関節の開きとお尻の力の入り方
- 立っているときの重心、歩いたときの体重の乗り方
- 靴のかかとの減り方
院長は理学療法士として、リハビリテーション病院で骨折後のリハビリを担当してきました。動作の評価はその経験によるものです。
骨粗しょう症のご指摘を受けている方、骨折の経験がある方は、問診の際に必ずお聞かせください。手技の選び方を変えます。
ご自宅でできること
- 腫れや熱があるときは休む。歩き込まない
- 階段は手すりを使って一段ずつ
- 座ったまま、足首を上下にゆっくり動かす
- 椅子から立つとき、足を少し引いてから立つ
- 正座を避ける
治療やリハビリの指示が出ている方は、その内容を優先してください。
よくある誤解
「水がたまるのは膝だけの問題」
たまる場所は膝ですが、負担のかかり方は足首・股関節・体重のかけ方で決まります。膝だけを見ても、原因には届かないことがあります。
「動かさないほうがよい」
炎症の強い時期は安静が必要ですが、そのあとも動かさずにいると筋力が落ち、さらに膝への負担が増えます。時期によってやることが変わります。
「整体で水が引く」
引きません。炎症は医療機関の領域です。当院でお手伝いできるのは、落ち着いてからの負担のかかり方です。
よくあるご質問
いま腫れているのですが、受けられますか?
腫れや熱がある状態では、膝への施術は行いません。まず整形外科を受診してください。腰や肩など、ほかの部位のご相談は承れます。
ヒアルロン酸の注射を受けています。
主治医の方針を優先してください。注射の直後は施術を控えることがあります。時期については主治医の指示に従ってください。
水を抜いたほうがよいですか?
当院から申し上げることはありません。主治医とご相談ください。
施術時間と料金を教えてください。
オステオパシー整体は60分 8,800円、30分 5,500円です(2026年9月1日改定)。初回は問診とご説明にお時間をいただくため、60分のコースをおすすめしています。
強く揉まれるのは苦手です。
やさしい力で働きかける方法です。勢いよくひねって鳴らすような手技は使いません。強く揉むこともしません。つらいときは遠慮なくお伝えください。
完全個室ですか?
完全個室・完全予約制です。施術台は1台のみで、ほかの方と顔を合わせることはありません。院長が最初から最後まで担当します。
どのくらいのペースで通えばよいですか?
痛みが強い方、つらさが長く続いている方には、まず5回ほど続けてお越しいただくことをおすすめしています。施術のあと1週間ほどは身体が整い続けるため、最初は週に1回が目安です。その後は2週に1回で様子を見て、落ち着いてきたら月に1回のメンテナンスへ移していきます。お仕事の都合で間隔が空く方には、その範囲でできることをご提案します。回数や期間をお約束するものではありません。詳しくは通院ペースの決め方をご覧ください。
施術のときに、関節が鳴ることはありますか?
勢いよくひねって鳴らすような手技は使いませんが、動かしているときに関節が小さく音を立てることはあります。身構えるような衝撃や大きな音ではありません。音が苦手な方は、先にお聞かせください。
※ オステオパシーは医療行為ではなく、病気の診断・治療を目的とするものではありません。症状の改善や消失をお約束するものではなく、施術による変化の感じ方には個人差があります。通院中の方は主治医の指示を優先してください。お薬については処方された医師にご相談ください。膝の腫れ、熱感、急な強い痛み、発熱がある場合は、ただちに整形外科を受診してください。関節内の炎症や感染は医療機関で扱われるものです。