枕が合わない、と感じている方へ
買い替える前に確かめたいこと
枕を何度も買い替えているのに、しっくりこない。朝起きると首が痛い。結局タオルを重ねて寝ている。
枕のご相談はとても多いのですが、お伝えしたいことがひとつあります。合う枕は、身体の状態によって変わります。
※ 朝の首の痛みに加えて、腕のしびれや力の入りにくさがある/手先が不器用になった/歩きにくさがある。こうした場合は、まず整形外科を受診してください。枕の問題ではないことがあります。
買い替える前に、確かめていただきたいこと
枕を選ぶ基準は「立っているときの首のカーブを、横になっても保てるか」です。ところが、そのカーブ自体が人によって違い、しかも日々変わります。
背中が丸くなっている方は、仰向けになったときに頭の位置が高くなります。この状態に合わせて高い枕を選ぶと、身体が整ったときには高すぎることになります。
身体の側が整わないうちに枕を合わせると、合わせ先が動いてしまう。これが「何度買い替えても合わない」理由のひとつです。
高さの目安
仰向けのとき
横から見て、顔の面が床と水平か、やや顎を引いた角度になるくらい。顎が上がって喉が伸びる高さは高すぎです。逆に顎が胸につくほどは低すぎます。
横向きのとき
肩幅のぶん、仰向けより高さが必要です。横から見て、鼻からへそまでが一直線になるくらい。
仰向けと横向きで必要な高さが違うので、寝返りのたびに合わなくなります。中央が低く、両端が高い形の枕が合う方が多いのはこのためです。
素材より、高さが先
低反発、羽毛、そばがら。素材の好みはありますが、高さが合っていなければどれも同じです。まず高さを決めてから、好みの素材を選んでください。
タオルで試してから買う
買う前に、バスタオルで試すことをおすすめしています。
- バスタオルを4つ折りにして、重ねて高さをつくる
- 仰向けで寝て、顎の角度を家族に見てもらう
- 横向きになって、肩が潰れていないか確かめる
- その高さで数日寝てみる
- 合うようなら、その高さの枕を探す
高さがミリ単位で分かってから買うほうが、失敗が減ります。
枕以外の条件
- マットレスがやわらかすぎると、肩が沈んで必要な枕の高さが変わります
- うつ伏せで寝る方は、どんな枕でも首をひねった状態になります
- 寝返りが打てないほど沈む寝具は、朝のこわばりにつながります
- 枕が小さすぎると、寝返りで頭が落ちます。肩まで乗る大きさを
枕だけを変えても、マットレスが合っていなければ結果は変わりません。寝具は組み合わせで見てください。
当院で確認していること
- 横から見たときの頭の位置と背中の丸まり
- 首を前後左右に動かしたときの範囲と左右差
- 肩甲骨と肋骨の動き
- いまの枕の高さと、朝どこが固まっているか
身体の側を整えたうえで、いまの枕が合っているかをお伝えします。特定の商品をおすすめすることはしていません。
骨粗しょう症のご指摘を受けている方、骨折の経験がある方は、問診の際に必ずお聞かせください。手技の選び方を変えます。
よくあるご質問
おすすめの枕はありますか?
特定の商品をおすすめすることはしていません。お身体を見たうえで、高さの目安をお伝えします。そのうえでお好みの素材をお選びください。
オーダーメイド枕は作ったほうがよいですか?
作るタイミングが大切です。身体が整わないうちに合わせると、整ったときに合わなくなります。先に身体の側を見せていただくほうが順番としては合っています。
枕なしのほうが楽なのですが。
楽に感じる方もいらっしゃいますが、首のカーブが保てているかは別の話です。一度確認させてください。
施術時間と料金を教えてください。
オステオパシー整体は60分 8,800円、30分 5,500円です(2026年9月1日改定)。初回は問診とご説明にお時間をいただくため、60分のコースをおすすめしています。
強く揉まれるのは苦手です。
やさしい力で働きかける方法です。勢いよくひねって鳴らすような手技は使いません。強く揉むこともしません。つらいときは遠慮なくお伝えください。
完全個室ですか?
完全個室・完全予約制です。施術台は1台のみで、ほかの方と顔を合わせることはありません。院長が最初から最後まで担当します。
どのくらいのペースで通えばよいですか?
痛みが強い方、つらさが長く続いている方には、まず5回ほど続けてお越しいただくことをおすすめしています。施術のあと1週間ほどは身体が整い続けるため、最初は週に1回が目安です。その後は2週に1回で様子を見て、落ち着いてきたら月に1回のメンテナンスへ移していきます。お仕事の都合で間隔が空く方には、その範囲でできることをご提案します。回数や期間をお約束するものではありません。詳しくは通院ペースの決め方をご覧ください。
施術のときに、関節が鳴ることはありますか?
勢いよくひねって鳴らすような手技は使いませんが、動かしているときに関節が小さく音を立てることはあります。身構えるような衝撃や大きな音ではありません。音が苦手な方は、先にお聞かせください。
※ オステオパシーは医療行為ではなく、病気の診断・治療を目的とするものではありません。症状の改善や消失をお約束するものではなく、施術による変化の感じ方には個人差があります。通院中の方は主治医の指示を優先してください。お薬については処方された医師にご相談ください。朝の首の痛みに腕のしびれや脱力を伴う場合は、まず整形外科を受診してください。