のどに何か詰まった感じが、続いている方へ
先に確かめていただきたいことがあります
のどに何かあるような感じが、ずっと消えない。食べ物は普通に飲み込めるのに、違和感だけが残る。
この訴えは珍しくありませんが、必ず先に確かめていただきたいことがあります。
※ 食べ物や水が実際に飲み込みにくい/むせる/体重が減ってきた/声がかすれる状態が続く/首にしこりがある/痛みがある。ひとつでも当てはまる場合は、整体ではなく、まず耳鼻咽喉科を受診してください。甲状腺や食道の病気のことがあります。この年代では、甲状腺の確認を一度しておくことをおすすめします。
まず、医療機関で確かめていただきたい理由
のどの違和感は、甲状腺の腫れ、食道の病気、逆流性食道炎など、医療機関で確かめるべきものが背景にあることがあります。
特に実際に飲み込みにくいのか、違和感だけなのか。ここは大きな違いです。飲み込みにくさがあるなら、整体の前に受診してください。
甲状腺は、更年期とよく似た症状(動悸、疲れやすさ、体重の変化)を出すことでも知られています。血液検査と触診で分かります。
確認を受けたうえで、身体の側から
首の前側の緊張
のどのまわりには、飲み込む動作に使う細かい筋肉が並んでいます。ここが常に緊張していると、何もないのに詰まった感じが残ることがあります。
頭が前に出た姿勢では、のどの前側が縮んだ状態で固まります。パソコンやスマートフォンを見る時間が長い方は、確認する意味があります。
呼吸の浅さ
緊張が続くと、胸の上のほうだけで浅く呼吸するようになります。この呼吸では、のどと首の前側が働き続けます。
あごと舌の位置
くいしばりがあると、舌の付け根の筋肉まで力が入ります。眠っているあいだのくいしばりを指摘された方は、あわせて確認します。
※ ここでご紹介しているのは、当院での観察にもとづく考え方です。原因と結果を証明するものではありません。
当院で確認していること
- 首の前側と、あごの下の緊張
- 首を動かしたときの範囲と左右差
- 横から見たときの頭の位置
- 肋骨の動きと呼吸の深さ
- あごの開き方とくいしばりの有無
のどを強く押すことはしません。やさしい力で触れます。気になる場合は触れずに進めることもできます。
骨粗しょう症のご指摘を受けている方、骨折の経験がある方は、問診の際に必ずお聞かせください。手技の選び方を変えます。
ご自宅でできること
- 息を細く長く吐く呼吸を、1日に数回
- 画面の高さを上げて、首が前に出ないようにする
- 日中、上下の歯が触れていないか確かめる
- のどを気にして何度も飲み込まない(かえって意識が向きます)
- 襟元のきつい服を避ける
意識を向けるほど気になるという性質があります。「気にしないようにする」のではなく、ほかのことに意識が向く時間をつくるほうが現実的です。
よくある誤解
「気のせいだと言われた」
検査で異常が見つからないことと、つらくないことは別です。実際に首の前側が硬い方は多くいらっしゃいます。
「のどを揉めばよい」
のどは血管や神経が集まる場所です。自己流で強く押すのは危険です。やめてください。
「更年期だから仕方がない」
この時期に増えることは知られていますが、甲状腺の病気も同じ時期に増えます。一度確かめておくほうが安心です。
よくあるご質問
耳鼻科で異常なしと言われました。
受診された際の説明をお聞かせください。そのうえで、首の前側や呼吸といった身体の側から確認できることを見ていきます。
甲状腺の検査はまだです。
一度受けておかれることをおすすめします。血液検査と触診で分かります。更年期と症状が重なるため、切り分けておくと安心です。
のどに触れられるのが不安です。
触れずに進めることもできます。首の後ろや肋骨、呼吸のほうから確認していきます。先にお聞かせください。
施術時間と料金を教えてください。
オステオパシー整体は60分 8,800円、30分 5,500円です(2026年9月1日改定)。初回は問診とご説明にお時間をいただくため、60分のコースをおすすめしています。
強く揉まれるのは苦手です。
やさしい力で働きかける方法です。勢いよくひねって鳴らすような手技は使いません。強く揉むこともしません。つらいときは遠慮なくお伝えください。
完全個室ですか?
完全個室・完全予約制です。施術台は1台のみで、ほかの方と顔を合わせることはありません。院長が最初から最後まで担当します。
どのくらいのペースで通えばよいですか?
痛みが強い方、つらさが長く続いている方には、まず5回ほど続けてお越しいただくことをおすすめしています。施術のあと1週間ほどは身体が整い続けるため、最初は週に1回が目安です。その後は2週に1回で様子を見て、落ち着いてきたら月に1回のメンテナンスへ移していきます。お仕事の都合で間隔が空く方には、その範囲でできることをご提案します。回数や期間をお約束するものではありません。詳しくは通院ペースの決め方をご覧ください。
施術のときに、関節が鳴ることはありますか?
勢いよくひねって鳴らすような手技は使いませんが、動かしているときに関節が小さく音を立てることはあります。身構えるような衝撃や大きな音ではありません。音が苦手な方は、先にお聞かせください。
※ オステオパシーは医療行為ではなく、病気の診断・治療を目的とするものではありません。症状の改善や消失をお約束するものではなく、施術による変化の感じ方には個人差があります。通院中の方は主治医の指示を優先してください。お薬については処方された医師にご相談ください。実際に飲み込みにくい、むせる、体重減少、声のかすれが続く、首のしこりがある場合は、ただちに耳鼻咽喉科を受診してください。