歩く習慣を、始めたい方へ
歩数より大切なこと
健康のために歩こうと思っている。でも、何歩歩けばいいのか、どう歩けばいいのかが分からない。
歩数は分かりやすい目安ですが、偏った使い方のまま量を増やすと、負担も比例して増えます。始める前に知っておいていただきたいことがあります。
※ 心臓や呼吸の病気で治療を受けている方、膝や股関節に痛みがある方、めまいやふらつきがある方は、始める前に主治医にご相談ください。運動の可否や強さについて、当院から一律に申し上げることはありません。
歩数より、歩幅を見てください
後ろ足が伸びているか
歩幅が狭くなる方の多くは、前に出す足ではなく後ろに残す足が伸びていません。股関節の前側が硬いと、後ろへ蹴り出せないためです。
前に大きく踏み出そうとすると、かかとから強く着地することになり、膝への負担が増えます。意識するのは後ろ足のほうです。
横断歩道を目安に
日本の横断歩道の青信号は、おおむね秒速1メートルで歩ける前提で設定されています。青のあいだに渡りきれるかどうかが、ひとつの目安になります。
始める前に確かめること
- 靴のかかとの減り方(左右で違えば、体重のかけ方に偏りがあります)
- 片足で何秒立てるか、左右差はあるか
- 足首の曲がる範囲
- 痛みが出る動作はないか
痛みがある状態で歩き込むと、かばう動きが癖になります。先に整えてから量を増やすほうが、結果として長く続けられます。
どのくらいから始めるか
いきなり毎日1万歩を目指す必要はありません。続かなければ意味がないからです。
- まず、いまの歩数を3日測る(スマートフォンでも構いません)
- そこから1日あたり1,000歩だけ増やす
- 2週間続けて、身体に変化がなければもう1,000歩
- 痛みが出たら戻す
週に2〜3回、20分からでも構いません。毎日でなくてよいと思えるほうが続きます。
歩くときに意識すること
- 視線を、いつもより少し遠くに置く
- 後ろ足で地面を押す感覚を探す
- 腕は振ろうとしなくてよい。身体がひねれていれば自然に振れます
- 坂道や階段を少し混ぜる(骨にも刺激が入ります)
- 痛みが出たら、その日はやめる
音楽を聴きながらでも構いませんが、交通量のある場所では周囲の音が聞こえるようにしてください。
当院で確認していること
- 実際に歩いていただいて、歩幅と足の運び方を見る
- 股関節の前側の硬さ、左右差
- 足首の曲がる範囲
- お尻の筋肉の働き
- 靴の減り方
院長は理学療法士として、歩行の評価とリハビリを行ってきました。どこを変えれば負担が減るかをお伝えできます。
骨粗しょう症のご指摘を受けている方、骨折の経験がある方は、問診の際に必ずお聞かせください。手技の選び方を変えます。
よくあるご質問
毎日歩かないと意味がないですか?
そんなことはありません。週に2〜3回でも、続くほうが結果につながります。
膝が痛いのですが、歩いてもよいですか?
痛みがある状態で歩き込むのはおすすめしません。先に膝の状態を見せてください。整形外科で治療を受けている方は、その指示を優先してください。
靴は何を選べばよいですか?
特定の商品をおすすめすることはしていません。かかとがしっかりして、足の指が動かせる余裕があるもの。いま履いているものを見せていただければ、減り方から傾向をお伝えできます。
施術時間と料金を教えてください。
オステオパシー整体は60分 8,800円、30分 5,500円です(2026年9月1日改定)。初回は問診とご説明にお時間をいただくため、60分のコースをおすすめしています。
強く揉まれるのは苦手です。
やさしい力で働きかける方法です。勢いよくひねって鳴らすような手技は使いません。強く揉むこともしません。つらいときは遠慮なくお伝えください。
完全個室ですか?
完全個室・完全予約制です。施術台は1台のみで、ほかの方と顔を合わせることはありません。院長が最初から最後まで担当します。
どのくらいのペースで通えばよいですか?
痛みが強い方、つらさが長く続いている方には、まず5回ほど続けてお越しいただくことをおすすめしています。施術のあと1週間ほどは身体が整い続けるため、最初は週に1回が目安です。その後は2週に1回で様子を見て、落ち着いてきたら月に1回のメンテナンスへ移していきます。お仕事の都合で間隔が空く方には、その範囲でできることをご提案します。回数や期間をお約束するものではありません。詳しくは通院ペースの決め方をご覧ください。
施術のときに、関節が鳴ることはありますか?
勢いよくひねって鳴らすような手技は使いませんが、動かしているときに関節が小さく音を立てることはあります。身構えるような衝撃や大きな音ではありません。音が苦手な方は、先にお聞かせください。
※ オステオパシーは医療行為ではなく、病気の診断・治療を目的とするものではありません。症状の改善や消失をお約束するものではなく、施術による変化の感じ方には個人差があります。通院中の方は主治医の指示を優先してください。お薬については処方された医師にご相談ください。心臓や呼吸の病気で治療中の方、関節に痛みのある方は、運動を始める前に主治医にご相談ください。