旅行の前に、身体を整えておきたい方へ
途中で歩けなくなるのが心配、という方に
久しぶりに旅行の予定が入った。楽しみだけれど、途中で腰が痛くなったり、歩けなくなったりしないか心配。
せっかくの旅行を、身体のことを気にしながら過ごすのはもったいない話です。準備できることを挙げます。
※ 長時間の移動では、足の静脈に血のかたまりができることがあります(いわゆるエコノミークラス症候群)。持病のある方、過去に血栓を指摘されたことがある方、手術後の方は、出発前に必ず主治医にご相談ください。
出発の1〜2週間前にできること
前日に整えるより、少し前から準備するほうが効きます。
- 歩く距離を、少しずつ増やしておく(旅行先で歩く量を想定して)
- 履いていく靴で、実際に歩いて慣らしておく
- 荷物の重さを、実際に持ってみる
- つらくなりやすい場所を把握しておく(腰か、膝か、足か)
新しい靴をおろしていくのは避けてください。旅行先で靴ずれや痛みが出ると、それだけで台無しになります。
移動中の工夫
長時間座るとき
- 1時間に一度は立つ。通路側の席を選ぶと動きやすくなります
- 座ったまま、足首を上下に20回。ふくらはぎのポンプを使います
- 水分をとる(トイレを気にして控えすぎないでください)
- 腰の後ろにクッションや上着を入れて、丸まりすぎないようにする
- 足を組まない
足首の上下運動は、血のかたまりを防ぐという意味でも大切です。
車の運転
2時間に一度は休憩して、数歩歩いてください。シートを倒しすぎると腰が丸まります。
滞在中の工夫
- 予定を詰めすぎない。1日にひとつ、休む時間を入れる
- 重い荷物は宿に置く。必要なものだけ持ち歩く
- 慣れない枕がつらい場合は、タオルで高さを調整する
- お風呂でふくらはぎを温める
- 痛みが出たら、その日の予定を減らす
枕については、ご自分の枕を持っていく方もいらっしゃいます。荷物になりますが、睡眠の質が変わるなら価値があります。
持っていくと安心なもの
- ふだん飲んでいるお薬(多めに。お薬手帳も)
- 湿布や塗り薬(使い慣れたもの)
- 履き慣れた靴。サンダルだけにしない
- 折りたたみの杖(不安な方)
- 健康保険証
お薬については、万一に備えて予備を分けて持つことをおすすめします。
当院でできること
- 出発前に、動く範囲を確認して整えておく
- 旅行先で想定される動作(階段、長時間の歩行)に向けた準備
- 移動中にできることを、実際にやっていただきながらお伝えする
- 帰ってきてからのケア
「旅行前に一度」という使い方をされる方は実際にいらっしゃいます。予定が決まったらお知らせください。
骨粗しょう症のご指摘を受けている方、骨折の経験がある方は、問診の際に必ずお聞かせください。手技の選び方を変えます。
よくあるご質問
出発の何日前に行けばよいですか?
1週間ほど前をおすすめしています。直前だと、身体が変わったことに慣れる時間がありません。
帰ってきてからのほうがよいですか?
両方という方もいらっしゃいます。疲れを残さないという意味では、帰ってからも有効です。
持病があるのですが、旅行して大丈夫でしょうか。
それは主治医にご相談ください。当院から申し上げることはありません。
施術時間と料金を教えてください。
オステオパシー整体は60分 8,800円、30分 5,500円です(2026年9月1日改定)。初回は問診とご説明にお時間をいただくため、60分のコースをおすすめしています。
強く揉まれるのは苦手です。
やさしい力で働きかける方法です。勢いよくひねって鳴らすような手技は使いません。強く揉むこともしません。つらいときは遠慮なくお伝えください。
完全個室ですか?
完全個室・完全予約制です。施術台は1台のみで、ほかの方と顔を合わせることはありません。院長が最初から最後まで担当します。
どのくらいのペースで通えばよいですか?
痛みが強い方、つらさが長く続いている方には、まず5回ほど続けてお越しいただくことをおすすめしています。施術のあと1週間ほどは身体が整い続けるため、最初は週に1回が目安です。その後は2週に1回で様子を見て、落ち着いてきたら月に1回のメンテナンスへ移していきます。お仕事の都合で間隔が空く方には、その範囲でできることをご提案します。回数や期間をお約束するものではありません。詳しくは通院ペースの決め方をご覧ください。
施術のときに、関節が鳴ることはありますか?
勢いよくひねって鳴らすような手技は使いませんが、動かしているときに関節が小さく音を立てることはあります。身構えるような衝撃や大きな音ではありません。音が苦手な方は、先にお聞かせください。
※ オステオパシーは医療行為ではなく、病気の診断・治療を目的とするものではありません。症状の改善や消失をお約束するものではなく、施術による変化の感じ方には個人差があります。通院中の方は主治医の指示を優先してください。お薬については処方された医師にご相談ください。長時間の移動では血栓のリスクがあります。持病のある方、血栓の既往がある方、術後の方は、必ず主治医にご相談ください。